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すごい映画をDVDで観た。
「臍帯」
(橋本直樹監督、2010年製作)

赤ちゃんの時にゴミ捨て場に棄てられ、養護施設で
育った女性が、母親の大事なもの、高校生の一人娘を
監禁し、「壊す」という映画。

手にした時、とても怖い話だと思ったけれど、
「世界で大絶賛、美しい映像」というような文句も
目に入って、借りることにした。

最初から最後まで、ずっと緊張した。
緊張し過ぎて、吐きそうになるくらいだった。

飲まず食わずの監禁生活。
あからさまな暴力はないけれど、日に日に衰弱していく高校生の少女。
絶望的な部屋の中で、2人が対峙するシーンは、
とても苦しかった。
監禁した理由を静かに母親に電話で話しながら、少女にも語る女性。
衝撃的な結末の中での、主人公の美しい笑顔が、とても切なかった。

棄てられた子、生きるということ、静かな憎しみ、許し。

****

切ない気持ちのまま、DVDが終了し、ちょうど深夜に放送されていた
NHKのドキュメンタリー番組に切り替わった。

愛知県で行われている「赤ちゃん縁組」。
養子縁組するなら、赤ちゃんの時の方が親子関係に
いい影響を及ぼすということから、何らかの事情で
親と共に生きられない赤ちゃんと、縁組を組んで育てたいと
願う夫婦との縁組が積極的に行われているという。

中に、4人すべての子と血縁のない夫婦が出て来た。
高2の長女から小2の三女までの4人の子みんなに、
小さい時から、「血縁がない」ことを伝え、
ことあるごとに、「あなたと出会えて嬉しい」と
伝え続けている。

奥さん、あと3人いてもいいかな、とおっしゃる。
すごい。。

自分が産んだ子4人でもヒーヒーなのに、みんな
まあ穏やかな笑顔で、素敵な家族だった。

小6の長男は、落ち着きがなく、手がかかる子どもだった
という。
でも、両親は、ゆっくり成長を見守り、今では元気な
優しい少年に成長した、と。

****

昨日の昼間、書店で『ぽっかぽか』13巻の文庫が置いてあり、
もともとこのマンガを好きだったのもあって、購入してあった。
テレビを観終えた後に、マンガを読み始める。

ぽっかぽかの田所家は、みんなが真っ直ぐ、明るく、
素直に生き、それぞれを全部認め合っている。
マンガだから、ホントではない。
でも、こんなふうに「ぽっかぽか」な家庭を作りたいなあと
思わせる。

13巻の中のエピソードに、4人の子をもつ近所のママが出てくる。
近所の子どもたちを集めてプールで遊ばせたり、みんなで
おやつを食べさせたりする、肝っ玉母さん。
明るくて、ママたちも、頼りにしている。

そのママが、実は、最初の子の時、義両親との関係もうまく
いかず、子どもを激しく叩いたりしていたという。
とうとう子どもの骨も折ってしまい、
「私は悪くない。あなた(夫)と、そこにいるクソジジイと
 クソババア(義両親のこと)が悪いんだ」
と怒りをぶつける。
それを聞いた義母、「うんうん、いいんだよ。どんどん
わがまま言って。あたなはとてもがんばってる。がんばりすぎなくて
いいのよ」と声をかけると、ママは大号泣してしまう。

それを、長男もう小6なんだけれど、未だに「申し訳なかった」
とふりかえる。

義両親のはからいで、毎年、夏の一日を夫婦だけで過ごす
ことにしていたのだけど、本当は、とても寂しい、
来年からはみんな一緒に過ごしたい、と夫に言う。
夫も、涙を流して、妻をねぎらう。

という話。

読みながら、涙が出て来た。

****

たまたま、いろいろな読み物や映像が重なった日だった。
全部、共通しているのは「家族」。

ちょうど、私は育児について少し考えることが続いていた。

「家族」にかかわるいろんなものに触れた一日が終わって、
思うことは。

もっと、ゆったり、ゆっくり、向き合っていこうっていうこと。

私は、焦っているんじゃないだろうか?
育児は、答えが出るものではない。
すべての問題・課題は解決するものではない。
子どもが抱える心の問題は、子どもが一番苦しい思いをしている。
私では、なくて。

いつも、笑顔で。

そうそう、最近、子どもたちをねぎらうことにしている。

ふみこには「毎日、学校に行って、がんばってるね!」
「お姉ちゃんとして、いつもいろいろやってくれて、ありがとう」

しゅうへいには「幼稚園、慣れなかったところに入って
がんばってるね!行くだけでもすごいことだよ」

タツジには「たっちゃんは、いつも優しいね」

しほには、、特に言ってないけど、大好き大好き、してる。

今は、しゅうへいが日々、劇的に成長中。
少し前まで、何を言っても一切片付けをしなかったのに、
何を言っても、何の手伝いもしなかったのに、
自分からどんどん動いてくれる。
幼稚園は相変わらずそれほど好きじゃないけど、
このところ、お友達とかかわることが増えて来て
楽しくなってきたのか、表情が生き生きとしている。

頑固でこだわりが強くて心配したこともあるけれど、
しゅうへいを信じて、ありのままを受け入れて、
ゆっくりと成長を見守ろう、
と今は思っている。
by stafyk | 2013-11-26 09:58 | その他

嬉しい日記

いろいろあるけど、嬉しいことだけを日記にアップするのって、理想的。

とりあえず今日の嬉しい日記。

しゅうへいがお弁当を全部食べてきた。
特に食べるか半信半疑だった厚い油揚げとシメジの甘辛煮を食べてきてびっくり。
うん、なんか、嬉しい。

部屋が数日間片付いてる。
台所もキレイ。
精神衛生上、とても大事。
2週間で習慣になるらしいけど、どうだろう。

模様替えした。勉強部屋を居間の隣室にして、上二人が並んで勉強できる空間にしたら、何だかみんな嬉しそう。
ついでに炬燵で寝る習慣が身に付いてしまったオットのためにその部屋に布団敷いたら、気に入った様子。
炬燵じゃ風邪引くしね。

今日は頂いたすき焼き用牛肉でカレーなり。
得した感じ?

シホが「おはよ〜」と朝みんなに挨拶するように。
「あえり〜(おかえり)」も「たいま〜(ただいま)」も間違えずに。
魔の二歳児とやらに突入したけど、かわいい盛り!

そんな1日。
いい1日。
by stafyk | 2013-11-25 17:51 | その他

育児疲れと子の成長と

この2週間くらい、いやに疲れてしまって、いくら寝ても疲れが取れず、まったくもって負のスパイラルに陥っていた。

シホは具合が悪いからか私にベッタリでどこでも一緒で抱っこや絵本、絵を描けとおねだり。

しゅうへいは幼稚園に頑張って通っていたのが、糸が切れたように「行かない」と言い出し、毎朝着替えさせ、引きずるように玄関に行き、手が離れると同時に逃げ出すので諦めて欠席連絡し。

片付けた部屋は1日で紙屑や大量のおもちゃで溢れかえり。

シホは怒ると手当たり次第に近くにあるものを落とし(もちろん液体も)、クレヨンで紙以外の所にお絵描きし。

しばしばきょうだいケンカも勃発し。

とりあえずご飯は毎日用意したけど、子どもから離れたいと本気で思ってしまった。

若干病的で、育児ノイローゼになっていたみたい。

ママ友達と毎日のようにくだらない話をして発散していたのを思い出してため息ついたり。

四人産んだのは私であって「その覚悟あったんでしょ」と言われてるような感覚もあるし(もちろん、誰もそんなこと言わない)。

専業主婦なのに疲れているなんて恥ずかしいとも感じた。



しかし明けない夜はないもので。

まずシホが回復して、少し離れても大丈夫になった。


幼稚園のママで親身になって聞いてくれる人とゆっくり(電話でだけど)話した。

シホは回復と同時におしゃべりがかなり上達し、できることも増えた(それについてはまた別項で)。

きょうだい喧嘩は相変わらずだけど、幾分かお互いに優しくなった。

しゅうへいは相変わらず幼稚園が嫌だけど、いきなり入った新しい場所で今まで本当に頑張ってきたんだなあと、私が素直にしゅうへいの苦労をねぎらうことができるようになった。
そりゃそうだね。

連休を利用し、家族で新潟に一泊旅行した(主目的はしゅうへいランドセル購入のため)。

ようやく私、前を向けた。寝たら疲れも取れるようになった。

気づいたら、子どもがぐんと成長していた。
こんな状態でも子どもたちはすくすく成長するのね。

みんな、ありがとう。
母さんまたがんばるよ~。
by stafyk | 2013-11-08 11:27 | その他